医療現場でよく出会う“ちょっとした勘違い”のお話
医療の仕事をしていると、日々の中で 「実はそれ、ちょっと違うんだよなあ…」 という“ちいさな勘違い”に出会うことがあります。 もちろん、誰が悪いとかではなくて、 情報が多すぎる時代だからこそ起きる自然なこと。 昔からそういわれて育ったというローカルな噂話も現代だとネットで広まりますからね。 ネットも人の噂話も、正しいこともあればそうじゃないことも混ざっていて、ほんの少しだけ複雑なんですよね。 たとえば、 熱がある日はお風呂って入っていいの？ 薬は水以外で飲んでも平気？ ご飯を食べたらすぐ歯を磨く？ こういう“日常のちょっとした疑問”って、 実は現場では毎日のように質問されるテーマだったりします。 そして、そのどれもが 「知っておくとちょっと楽になる知識」 なんです。 今日は、小難しい説明はせずに、 “へぇ、そうなんだ”くらいで読める距離感で、 そんな医療のちょっとした話をまとめてみました。 もしあなたの中にも「あれって実際どうなの？」という疑問があれば、 今日の内容が答えのヒントになるかも。 ゆるっと、気楽にどうぞ。 （noteの方では、もう少し詳しく解説しています） 医療現場で本当に多い“勘違い5選”｜正しい知識で自分を守るために｜星野 京子 豆知識 歯みがきと酸性食品の豆知識 口の中は通常は中性。食事をすると酸性になります。 唾液で口の中は中性に戻りますが戻るスピードは個人差があります。 エナメル質が柔らかくなる時間は平均20〜40分程度。 食後すぐにうがいするだけでも 口の中のpH が少し戻るので、急いでいる日は“軽くうがい→少し時間を空けて磨く”でもOK。 実は「磨く強さ」は150〜200gが推奨（卵を割らないくらい）。
